2018年5月22日火曜日

改葬 4

墓をめぐっては驚きの連続であった。

2013年6月下旬に父親が倒れて入院したあと、私の帰省時に、ご近所のご夫婦が私を訪ねてきた。私の父親が所有している畑にその家の墓石が建っているという。しかし、その畑の購入代金は20数年前に既に私の父親に払っているということであった。そのご夫婦は父親が出した領収書を手にもっており、私にそれを見せてくれた。

我が家が所有する畑に他人の墓が建っているとは。驚きであった。そのようなことを両親から聞かされたことはなかったが、合点はいった。その家は農家ではなかった。だから、その畑の所有権を変更することができなかったのであろうと私は推測した。

私はそのご夫婦に連れられて、墓が建っている畑を見にいった。猫の額ほどの狭い畑であった。そこには苔が生えている墓石が建っていた。確かに建立したばかりの墓石ではなかった。

私はこの件を母親に問いただすことはしなかった。司法書士に依頼し、そのご夫婦とその司法書士とが直接相談し合って畑の所有権を移転してもらうことにした。ほどなく、所有権の移転が無事終わったとの、そのご夫妻から連絡をいただいた。

0 件のコメント: