2018年5月26日土曜日

不動産の処理 2

2013年の9月、この人に電話をかけた。用件は忘れてしまった。

夜10時前であったように思う。後で人づてに聞いていたところによると、この人はまだ 起きてはいたが既に布団に入っていたという。寝酒を飲んで酔っていたとも聞いた。

その人は私からの電話だと知ると、私が電話をかけた理由も聞かず、いきなり大声で一方的に怒鳴り始めた。記憶が薄れてきたので彼の口から出た言葉をそのまま反芻することはできないが、彼が喋ったことはおおよそ次のようなことであった。

「俺は両親が死ぬまできちんと介護した。お前のようにいい加減なことはしていない。なんだ、お前は! 仕事をやめて高知へ帰ってこい! 帰ってきてちゃんと親の介護をしろ!」

その人は自分が言いたいことだけを機関銃のようにまくし立てると、ガチャンと一方的に電話を切った。側にいた私の家内は強いショックを受けていた。


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