2006年11月24日金曜日

岡留恒健さん

岡留恒健さんの手紙を携えた患者さんがきょうの私の初診にみえた。岡留さんは今ごろどうしているだろうかと2か月ほど前に家内と話したばかりであった。岡留さんからの手紙には岡留さんの現住所が書かれていた。岡留さんは山梨に引っ越していた。

岡留さんは日本航空の元パイロット。結婚するまで家内も日本航空に勤務していた。その関係で岡留さんには家内が大変お世話になった。岡留さんは山登りが好きで、日本ばかりでなく世界のあちこちの山を歩いているということを家内から聞かされていた。私たちがミュンヘンに住んでいた頃、スイスのカンダーシュテークという街が素敵だよと教えてくれたのも岡留さんであった。

私たちは留学中、3度 スイス国内を列車で旅行した。

ある駅で列車が停った。そのとき私は列車の外の景色があまりにも美しいのに魅かれて思わず列車から飛び降りた。その街がカンダーシュテークであった。偶然であった。私が列車から飛び降りたとき、私はその駅の名すら知らなかった。その街が岡留さんお奨めの場所であったことは、ホテルにチェックインした後、初めて家内から知らされた。

今もあのカンダーシュテークの幻想的な山並みが眼前に浮かぶ。美しい山並みに囲まれ、不気味なほどに俗世間から隔絶された街であった。もう一度行ってみたい。

1 件のコメント:

sanada さんのコメント...

東京在住の真田と申します。
岡留さんの所在を探していたところ。2006年11月24日のブログ「岡留恒健さん」を拝見しました。
岡留さんとは、私の義父(故・山縣富士夫氏)が慶応のテニス部で岡留さんの先輩だったこと、義父がサンパウロ在住だったのでJALパイロット時、サンパウロに訪れた時々で親交があったため、東京でも我々家族共々お付き合いさせていただいていました。
ただ、5年前義父が他界してから親交が疎遠になり、山梨に引っ越したことは風の噂で聞いていたのですが、今回義母がなくなったため、私が年末訪伯するに際して是非ともお伝えしたいことがあり連絡先を探していました。
連絡が可能な場合以下にいただければ幸いです。
携帯:090-9807-0517
メール:sanada@mori.co.jp(会社)

真田年幸