2018年8月17日金曜日

2013年12月23日 閉眼供養

2013年6月下旬に出血性脳梗塞のため入院した父親の容体は、私が帰省するたびに悪化していった。母親も腰椎骨折のため入院。実家は空き家になった。父親にもしものことがあっても父親を埋葬するスペースは我が家の墓地にはなかった。私は改葬が必要だと考えた。

しかし改葬には家庭裁判所の許可がいる。後見監督人を引き受けてくれた私の友人に相談したところ、彼が私の親戚を回っていろいろと話を聞き、家庭裁判所に提出する改葬許可依頼書を書いてくれた。

当初、私は土佐市内か高知市内の墓地を探した。しかし、ひとりの従姉が、思い切って東京に墓地を移してはどうかと言ってきた。私の一人息子は東京生まれ東京育ちである。墓地が高知県にあれば墓参もままならないであろう。墓地の場所すらわからなくなってしまうかもしれない。私は従姉の進言にしたがって東京に墓地を移すことにした。墓地探しは家内に頼んだ。家内は沢山の霊園からパンフレットを取り寄せるとともに、時間を割いてそれらの霊園を実際に下見に行ってくれた。時間があるときには私も同伴した。

写真は、併願供養の際の写真である。家内と息子も私と一緒に帰省し、菩提寺の住職とともに併願供養を行った。2013年12月23日のことであった。












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