2009年2月16日月曜日

早寝と早起き

早起きは爽快である。この爽快さは何から来るのであろうか。出勤まで時間があることによる心の余裕もあろう。空気も新鮮である。それに静かである。家族も近所の人たちもまだ眠りの中だ。車の音も聞こえない。

ただ、ほんの少し眠い。テレビを観ようか。本を読もうか。それとも書き物をしようか。迷っているうちにどんどん時間が経つ。

テレビを観始める。すると出勤までずっとテレビに釘付けになってしまう。もし前の晩に読むべき本をテーブルの上に置いていたとしたらきっとまずその本を開くだろう。そうすれば出勤までに何ページかはその本を読み進めることができる。また翌朝書き物をしようとすれば、寝る前にコンピュータをテーブルの上に用意しておく。そしてどの書き物に手をつけるかをメモに書いておく。そうすれば起きてすぐに作業を始めることができる。怠け者である私には朝起きたらまず何をするかを前の晩に決めておくことが重要である。

書店には早朝の時間をいかに有効に使うかという点に関する書籍がたくさん並んでいる。私もその何冊かに目を通してみた。確かに早朝に作業をすると能率が上がる。したがって頭脳労働を朝するというのは合理的であると私も思う。ただ、早朝にするべき作業があまりに多いと朝を迎えても憂鬱である。過大なノルマを課さないことが私には大切なようだ。

朝早く起きれば当然、夜は早く眠くなる。最近は息子よりも早く寝床につくことが珍しくなくなった。

睡眠時間を削ることは効率化には役立たない。特に私は睡眠不足に弱い。睡眠不足だとぼーっとしたまま一日が過ぎてしまう。いくら焦っても頭も体も動かない。私はほんの一晩でも睡眠不足だとすぐに目にクマができる。昨年まではほとんど毎日目にクマがあった。非効率的な生活を送っていた証左である。

日没後、何をしようかと迷ったら、まず寝床に入ろう。そしてぐっすり眠ろう。爽やかな朝を迎えるために。今年に入ってそう決めた。おかげで最近は昼間眠くなることがほとんどなくなった。ぐうたらはぐうたららしく、まず寝るべし!

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