2009年2月23日月曜日

鞄の中身

一日の仕事が一段落して自分の席に戻る。溜まっている残業を片付けようと思う。しかしどっと疲れが出る。帰宅に帰って続きの仕事をしようと思う。重い書類を抱えて帰宅する。通勤時間は片道45分。電車のなかでもほとんど立ちっぱなしである。帰宅すると同時にもっと強い疲労感が襲ってくる。家族もいる。そして翌朝。何も手がつかなかった書類をまた職場に持ち帰る。残るのは虚しさだけである。

こんな経験をしているのは私だけであろうか。そうかもしれない。私は人一倍ぐうたらである。ずぼらである。そして三日坊主である。

こんな悪循環の解決策はないものか。ひとつの解決方法は時差出勤。もうひとつは車での出勤。

しかし電車のなかで座るためには朝6時過ぎには家を出なければならない。これは家族の生活のリズムを狂わせる。車での出勤も精神的に疲れる。つい数日前にも通勤途中、スクールゾーンに進入して警察に捕まってしまった。その通りはこれまで7年間、幾度となく車で走ったところだ。それなのに時間によって車の進入が禁止になることを知らなかった。その日は、職場について駐車場に車を停める際にも電柱に車をぶつけてしまった。挙げ句の果てに、さあ帰宅しようと思って駐車場に来たまではよかったが、エンジンがかからない。バッテリーがあがってしまっていたのだ。泣きっ面に蜂である。家内のアドバイスもあり、当分、車の運転はしないことにした。

結局、通勤・移動の疲れを少なくするために私が始めたのは手荷物を軽くすること。そのために軽いノートパソコンを購入した。このことだけでも荷物が1キロ以上軽くなった。パソコンの電源は切らない。したがってパソコンを開けばいつでも作業を再開することができる。パソコンの付属品も必要最小限のものだけを鞄に入れておけば重さが苦になることもない。この他、鞄の中に入れるのは、携帯電話、メモ帳、ボールペン、そしてわずかの書類だけである。

確かに通勤の疲れは少なくなった。

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