2007年1月8日月曜日

第29回日本フルートフェスティバルin東京




昨日、家族でコンサートに行った。場所は東京文化会館大ホール。直前に会場に電話をすると、当日券が余っているということで、急遽でかけることにした。

私は予約券を買ってコンサートに行ったことはない。日本では有名な楽団のコンサートは何か月か前に予約しないとチケットが手に入らない。留学中は週末、よくコンサートにでかけた。気が向いたときにぶらっと会場に行けば、その場でチケットを購入することができた。しかも予約券よりも当日券の方が安いことが多かった。日本とは反対だ。チケットが完売の場合でも、開場前で必ず誰かがチケットを売ってくれた。日本のダフ屋ではない。前売り券を買っていた本人が正価で売ってくれるのだ。交渉すれば正価よりも安くしてくれることもあった。私たち夫婦は多くの場合、30マルク以下の安いチケットを会場で手に入れた。

私たちが留学していたミュンヘンでは、夏は夜10ごろまで明るい。夏場は天気がよければコンサートは屋外で開催されることがある。ついさっきまで野良仕事をしていた隣の夫婦がいつのまにか連れ立ってコンサートに出かけていく光景をよく目にした。オペラやコンサート、バレエなどはミュンヘンでは生活の一部であった。私たちもそういった生活にいつしか馴染んでいた。

留学から帰ってからはほとんどこういった演奏会にでかけることはなくなった。精神的な余裕がなくなったためだったかもしれない。それよりも東京のせわしない雰囲気のなかでゆっくりコンサートを聴こうという気が起きなくなったからかもしれない。帰国後4年後に長男が生まれてからはコンサートにでかけることは物理的に難しくなった。

長男もあっというまに8歳。私たちも年をとった。休日に家族でゆっくりとコンサートにでかけることはこれから次第に多くなっていくだろう。

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