2018年8月17日金曜日

2014年1月19日 日曜市

父親が入院した後、私は1ヶ月に1回〜3回の頻度で帰省した。土曜日、日曜日、月曜日と2泊3日で帰省することが多かった。平日に高知にいなければ、さまざまな雑用をこなすことができなかったからである。月曜日には朝食も昼食もとる時間の余裕はなかった。夕方、高知龍馬空港のレストランでうどんをかけこんだ。孤独であった。

そんな私の唯一の楽しみは、日曜市で芋の天ぷらを食べることであった。天ぷらを朝食代わりに食べた後は、両親を見舞い、天気がいい日には実家を掃除した。窓を開け、布団を干した。草むしりもした。両親が実家にいなくとも実家をきれいに保つことは、長男である私の責務であると考えていた。








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