2016年7月5日火曜日

盛岡にて

7月1日の夜から昨日(7月3日)の夜まで二泊三日で盛岡に行っていた。第36回日本口腔インプラント学会東北・北海道支部大会に出席するためである。

残念ながら、学会での演題の中に耳を傾ける価値のあるものはなかった。しかし多くの歯科医師の方々と知りあうことができたのは収穫であった。特に、奈良で歯科クリニックを営んでいる堀内啓敬氏とじっくり話ができ、今回の盛岡行きの目的はほぼ達成された。会津で開業されている渡部好造先生にもずいぶんとお世話になった。

観光もできた。一度は行ってみたいとずっと思っていた中尊寺にも足を伸ばすことができた。昨日はレンタカーを走らせて浄土ヶ浜にも行けた。

ただ、耳鼻咽喉科医と歯科医との垣根は高い。より質の高いインプラント治療を患者に提供するために耳鼻咽喉科医と歯科医とが手を携えることができるときが果たして来るであろうか。今回の旅行を終えて、この点に関してはきわめて悲観的な思いを抱くようになった。

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